Studioトキハナテがベースにしている食事スタイルであるローフードは
Raw food 「生の食べ物」
という意味です。
生の食べ物をなるべくそのまま丸ごといただく食事スタイルで、食材は植物性中心。
プラントベース「植物中心」&ホールフード「丸ごと」の食材を中心に、肉や魚、卵や乳製品などの動物性を一切使わず、46度以上の加熱をせずに調理します。
どんなメリットがあるのでしょうか?
~ローフードのメリット4 酵素が豊富に含まれる~
「酵素」と言う言葉は聞いたことがある方も多いでしょう。
「酵素」は「命の源」と呼ばれ、私たち人間を始め、生き物すべてが生きるために必要なものです。
生きている植物、野菜や果物には酵素が豊富に含まれていて、自身を自己分解、つまり「消化」していきます。
バナナが熟してシュガースポットが出て柔らかくいい香りになり、りんごが赤く甘くなるのも酵素の力です。
これは食べる側の私たちから見て「食物酵素」と呼ばれる酵素によるもので、食物酵素が豊富な生の植物を食べると私たちの消化の手間が省かれ「消化酵素」を使う必要がなくなり、代わりに体内浄化やデトックス、傷ついた組織の修復に向けることができるのです。
このように体内のメンテナンスをする酵素を「代謝酵素」と呼びます。
消化酵素と代謝酵素の量はまとめて一定に保たれているため、消化酵素を節約できれば代謝酵素にまわすことができます。こうしてカラダの代謝とバイタリティーを高めることができるのです。
一日三食、加熱食を食べていると、その消化に必要とする酵素を作り出すために8時間の重労働に匹敵するエネルギー量が必要になると言われています。
ローフードをとり入れるだけで、カラダが軽くなったり、やる気がわいてきたり、前向きになって新しいことを始めたくなったりする方も多くいらっしゃるのは、この「命の源」の力が活性したことが関係しているのでしょう。
酵素は48度以上の温度で壊されるので、ローフードでは48℃以下での調理をします。
「医者も知らない酵素の力」(エドワード・ハウエル著)と言う本の中には、動物園の動物が加熱した食べ物から生の食べ物に変えることで死亡率が減った例があげられていて、命ある生き物が「酵素」を必要とすることが書かれています。
また、世界中で酵素の働きを活かして病気が治った例も多く載せられています。日本でも甲田療法の甲田先生が様々な症状をもつ人々を「生菜食療法」で治療した例があります。
食べ物の中に酵素があるかないかが酵素製造に関わる膵臓に影響を与え、それが病気につながったり脳の大きさにも関係していることも書かれていて非常に興味深いです。
ハウエル博士の考え方は「酵素栄養学」としてローフードの基礎にもなっています。
実際、ローフードはまだ議論の多い食事法ではあります。
10年以上伝えてきた私自身もただ生のものを食べればよい、と言うだけではないと思っています。食べ方や組み合わせ、順番、その人の体の状態やどんな素材であるか、その量など、いろいろ気を付けるところもあります。自分のカラダと常に対話し、オープンな姿勢で知識もアップデートし続けるつもりです。
とはいえ、体調がよくなる人が多いのも事実です!
何か気になる症状があって、今の状態を変えたい、と思われる方にはぜひとり入れてみられることをお勧めします。私自身がこの考え方と出会って本当に良かった、と思っているように、人生の宝物の知識になると思います🍀
(以上、参考:
「松田麻美子先生がお答えします!ナチュラル・ハイジーンQ&Aブック2」/日本ナチュラルハイジーン普及協会
「フィット・フォー・ライフ」/ハーヴィーダイアモンド グスコー出版
「医者も知らない酵素の力」/エドワード・ハウエル 中央アート出版
「冷え性は生野菜で治る」/甲田光雄 文理書院)
◇◇◇
トキハナテ・ホーム・ローフード・シェフ・ベーシックでは、各地の旬の野菜や果物を中心に使えるように工夫し、「敷居が高い」と言われるローフードを取り入れやすくしたコースです。
背景となる考え方と日々使える簡単なレシピをご紹介し、自分で手に入りやすい食材を使ってレシピも簡単に作れるようになります。
3週間続けると味覚や体感覚が変わり、選ぶものも自然に変わっていきます。
カラダのセンサーを目覚めさせるワークもご紹介し、自分のカラダの声に耳を傾け、、自分を大切にする食事術を身につけていくお手伝いをします。
カラダは地球上で生きるための大切な乗り物であり神殿です。
自分のカラダをより大切にする食事術を身につけ、エネルギーにあふれ、自己実現できる人生にしていきましょう。
ただ今モニター募集中。詳細はこちらでどうぞ。
https://ameblo.jp/living-beauty-mie/entry-12694928873.html
2021/8/30